コンテンツにスキップ

SmartMaps Global Elevation Tiles

データIDsmartmaps_global_elevation_tiles
テーマ地形・標高
対象地域全世界
提供元グループSmartMaps
形式の分類PMTiles
提供元UN Smart Maps Group (UN Open GIS Initiative)
元データNASADEM (ズーム 6 から 12), Global Map (ズーム 2 から 5)
ライセンスCC0-1.0
ライセンスの補足CC0
取り出し方range
取り出し方の補足range。1 つの PMTiles で、HTTP Range (206 を確認) で必要な範囲とズームのタイルだけを読める
データ形式PMTiles (v3)
解像度または単位2 から 12
大きさ195,962,954,103 バイト (約 196GB、182.5GiB)
URLhttps://data.source.coop/smartmaps/gel/gel.pmtiles
説明ページhttps://source.coop/smartmaps/gel
確認日2026-10-06
タイル形式WebP (可逆)、512 × 512 ピクセル
標高の符号化Mapbox Terrain-RGB 方式 (`-10000 + (R × 65536 + G × 256 + B) × 0.1`)

UN Smart Maps Group が NASADEM と地球地図 (Global Map) から作った、全世界の標高を RGB に詰めた WebP タイルを 1 つにまとめた PMTiles ファイル

概要

UN Open GIS Initiative の UN Smart Maps Group が作った、全世界の RGB 標高タイルです。 既存の RGB 標高タイルには著作権の制約で使いにくいものがあるため、オープンデータから作り直して CC0 で公開したものです。 変換は 2022 年 10 月で、Source Cooperative に置かれたファイルの更新日は 2024-04-10 です。

ズームによって元データが変わります。

  • ズーム 2 から 5: 地球地図 (Global Map, ISCGM)。北緯 85 度から南緯 85 度。
  • ズーム 6 から 12: NASADEM (SRTM を ASTER GDEM と ALOS 30m DEM で補ったもの、1 秒角、約 30m)。北緯 60 度から南緯 56 度。

README の「Zoom level: 6 to 12」は NASADEM の部分の話で、ファイル全体のズームは 2 から 12 です。 README の「182.5 GB」は、バイト数を 2^30 で割った値 (GiB) です。

取り出し方

1 つの PMTiles ファイルなので、HTTP Range で必要なタイルだけを読み出せます。 全体は約 196GB あるので、丸ごと取得する必要はありません。 MapLibre GL JS では pmtiles プロトコルを登録すれば、raster-dem ソースとして直接表示できます (encoding は mapbox)。

以前のページにあった https://beta.source.coop/smartmaps/gel/gel.pmtiles は、ファイルではなく https://source.coop/smartmaps/gel/gel.pmtiles の HTML ページへリダイレクトします。 ファイルを読むには data.source.coop の URL を使います。

ヘッダとメタデータの注意

PMTiles ヘッダの値が十分に埋まっていません。

  • tile_type が 0 (unknown) で、tile_compression も 0 (unknown) です。中身は WebP なので、ヘッダだけで形式を判定するビューアやライブラリは扱いを誤るおそれがあります。MapLibre で使うときは、ソースの種類と encoding を自分で指定します。
  • bounds と center がすべて 0 です。
  • メタデータ JSON が {} で空です。出典やズームの情報は入っていません。

ヘッダの他の値は次のとおりです。

  • 内部ディレクトリは gzip 圧縮、clustered。
  • タイル数 (addressed) 5,085,551、エントリ数 2,744,825、中身の数 (contents) 2,705,287。中身の数がタイル数の半分ほどなので、海など同じ内容のタイルが共有されていると見られます。

帰属表示

データ自体は CC0 なので、帰属表示は求められていません。 出典を示す場合は、次のように書けます。

  • UN Smart Maps Group (NASADEM, Global Map)

元データ (NASADEM、地球地図) 側の利用条件との関係は確かめていません。

データ処理コマンド

ターミナルウィンドウ
# ヘッダを表示する (Range 要求だけで読める)
pmtiles show https://data.source.coop/smartmaps/gel/gel.pmtiles
# 1 枚だけ取り出す (例: 富士山を含むズーム 12 のタイル)
mkdir -p ./tmp
pmtiles tile https://data.source.coop/smartmaps/gel/gel.pmtiles 12 3626 1617 > ./tmp/fuji.webp
# 画素を標高に直す (Mapbox Terrain-RGB 方式)
python3 -c '
from PIL import Image
im = Image.open("./tmp/fuji.webp").convert("RGB")
r, g, b = im.getpixel((209, 203))
print(-10000 + (r * 65536 + g * 256 + b) * 0.1)
'
# 範囲を切り出して小さな PMTiles にする (例: 東京周辺、ズーム 12 まで)
pmtiles extract https://data.source.coop/smartmaps/gel/gel.pmtiles ./tmp/tokyo-gel.pmtiles --bbox=139.0,35.2,140.2,36.0 --maxzoom=12

関連項目

  • UN Open GIS Initiative
  • NASADEM
  • Global Map
  • 高度データ
  • PMTiles
  • MapLibre
  • CC0

確認日

2026-10-06 に、data.source.coop の README.md と gel.pmtiles への HEAD と Range 要求で確かめました。 ヘッダ (先頭 127 バイト)、メタデータ、データ部の先頭のタイル (RIFF....WEBPVP8L、可逆 WebP) を読みました。 標高の符号化は、富士山を含むズーム 12 のタイル 1 枚を復号し、山頂付近の最大値が Mapbox 方式で 3,755m になることで確かめました (Terrarium 方式では値になりません)。 タイルの大きさ (512 × 512) は、このズーム 12 の 1 枚でしか確かめていません。 pmtiles extract のコマンドは実行していません。